東京のリフォーム屋の日記

住宅のリフォームを検討中の方、同業者の方のお役に立てれば幸いです

住宅リフォームは、まとめて行うようにしましょう。

トイレのウォシュレットが壊れた、給湯器が壊れた、洗面台を交換したい、

等様々なリフォームの依頼があります。

 

その都度、交換を考えている方・・・ちょっと待ってください。

まずは、本当に交換が必要かどうか検討されましたか?

 

例えば水が漏れている、水が出ない等緊急を要する事は至急手配し直さなければいけませんが、機器類の故障などはまず、メーカーのメンテナンスに電話で問い合わせをおすすめします。いわゆるリフォームではなくリペア(営繕)になります。

 

取り付けた年数などで修理ができない場合もありますが、まずは、メーカーの修理受付へ電話してみましょう。

 

結局古すぎて、修理が出来ず調査費など余計な費用がかかる場合がありますが、出来るだけ修理で済ませましょう。

 

リフォームと修繕は別。

修理できるものは修理し、交換の場合は、なるべくまとめて行うのが得策です。

 

細かい不具合は我慢して、まとめて見積をとり工事を計画します。

例えば、給湯器の交換、便器の交換、洗面台の交換、水栓の交換等水廻りを4回に分けて工事を行う場合と、全部まとめて1回で行う場合では明らかに全部まとめて行う方が人件費が安く済みます。

上記の4つでしたらおそらく5万円くらいは値段差が出るでしょう。

何事もまとめた方がお得です。

 

ちょっと壊れたくらいですぐ交換ではなく、まずは修理を行い、交換については他のものと一緒に交換するように考えます。

リフォームは計画的に行うのが一番です。

 

内装リフォームは20年目を目途に

内装リフォームを行うと考えた場合、まずは近い将来の家族構成を基準に間取りの変更、水廻りの不便、状態を考慮しましょう。

次に動線バリアフリーの検討を考えます。

そして、建て直すくらいの気持ちで、仮住まいに引っ越しを行い、不要な物は全て処分し一気に工事を行うようにし

まとめて行うリフォームの目途がおよそ築20年後になりますので費用などを含め計画的に実施する様にしましょう。

 

給湯器やガスコンロ、レンジフード、エアコンなどの機器類は寿命を迎えていきます。

生活スタイルも大きく変わっている事でしょう。

 

よく住みながらのリフォームを希望されるお客様がいますが、住みながらのリフォームは、工事を行う業者もお客様も疲れて果てしまい、中には工事中に体調を崩される事も少なくありません。

 

リフォームは、なるべくまとめて一回で済ますのが一番賢い取り組み方です。

 

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